鍋 特 集              

 

 鍋の種類

■ 土鍋<寄せ鍋、フグちり、水炊き、雑炊などにおすすめ>

ゆっくりと熱が伝わり、一度温めると冷めにくいので、さまざまな鍋料理に利用されます。陶磁器の産地ごとにさまざまな図柄や風合いがあります。

ひび割れ防止のために、必ず弱火からだんだん火を強くしていきます。
水気は禁物で、特に底部分はよく拭いてから使います。

■ 鉄鍋<すき焼き、さくら鍋、ぼたん鍋などにおすすめ>

むらなく全体に熱が伝わり、一定の温度が保てます。
代表的なのはすき焼き。厚手で底が平らなものがおすすめです。

【使用後のお手入れの仕方】
使用後は洗剤で洗い、空炊きをした後、薄く食用油をひいておきます。

■ 南部鉄鍋<豚汁、きりたんぽ鍋、しょっつる鍋などにおすすめ>

同じ鉄鍋でも、こちらは底が丸く、いろりの自在鉤(じざいかぎ)に吊せるように手が付いています。
田舎の鍋料理や汁料理に欠かせないものです。


■ しゃぶしゃぶ鍋<しゃぶしゃぶにおすすめ>

中央に煙突のような筒がついていて、むらなく熱が回り、
保温性もあります。しゃぶしゃぶでおなじみの鍋で、赤銅や鉄などのものがあります。



      

ちょこっとレシピ♪

                                                  
   うまうま!ピリ辛♪ 「たら・鮭のチゲ鍋」

 素材
                                     分量(※分量は4人前です)

白菜 6枚
たら・鮭の切り身 2切れずつ
木綿豆腐 1丁
にら 1束
ねぎ 1/2本
しめじ 100g
しいたけ 4枚
カップ4
A 丸鶏がらスープ(顆粒) 大さじ1
Aコチュジャン 小さじ2
A豆チ醤 小さじ2

 
 作り方


1)白菜はそぎ切り、たら・鮭はひと口大に切る。
   豆腐は8等分にし、にらは5cm長さに切る。
(2)ねぎは斜め切り、しめじは石づきを取り、小房にする。
   しいたけは石づきを取り、2等分のそぎ切りにする。
(3)鍋に水を入れ、沸とうしたらAを入れて、味をととのえる。
   下ごしらえをした(1)と(2)の材料を入れ、火が通ったものからいただく。
*たらの代わりに他の白身魚でもおいしくいただけます。
*お好みでキムチを加えると更に風味が増します。



      


 からだの芯から温まる★ 「海鮮鍋」                                     

 素材
                                     分量(※分量は4人前です)
えび 8尾
白身魚 8切れ
鶏もも肉 1/2枚
帆立貝柱・ボイル 8個
白菜 4枚
春菊 1/2束
木綿豆腐 1/2丁
カップ5
丸鶏がらスープ(顆粒) 大さじ2
Aみりん 大さじ4・1/2
A薄口しょうゆ 大さじ2・1/3
A酒 大さじ2


 作り方

1)えびは背ワタを取り、尾を残して殻をむく。白身魚はそぎ切りにして熱湯にサッと通す。
(2)鶏肉はひと口大に切り、熱湯にサッと通して冷水にとり、余分な脂を取って
   水気を拭きとる。
(3)白菜はザク切りにする。春菊は軸を取ってザク切りにする。木綿豆腐はひと口大に切る。
(4)器に(1)えび・白身魚、(2)の鶏肉、(3)の白菜・春菊・豆腐、帆立貝柱を
   盛り合わせる。
(5)鍋に分量の水を入れて沸かし、「丸鶏がらスープ」、Aを入れて煮立て、
   (4)のえび・白身魚・鶏肉・白菜・春菊・豆腐、帆立貝柱を加えて煮る。